ひで次記

小田ひで次 オフィシャルページ
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●東急文化村ワイエス展を見る。
これはほとんどこじつけなのだけれど、ワイエスが描かなかったもの。
それはアメリカがインディアンの地を奪って成立したという負の歴史、記憶。
何故描かなかったのか、あえて描こうとはしなかったのかはわからないけれど、
全ての作品に漂う、暗さに、そのことが表現されているような気もする。
見終ってから、学芸員の方々との座談会で、そのようなことを話したのだけれど、
やはり深読みだったかもしれない。

●渋谷の駅の通路に展示されてる岡本太郎の絵をはじめて見る。でかい!
しばらく見ていたけれど、なかなか言葉、感想が出てこない。
真ん中の大きな柱が邪魔で、正面から全体を見渡せないのが残念。
こうして真近で見られるのは個人的にはうれしいのだが、
やはりこれは広島にあったほうがいいのかもしれない、とも思う。
| - | 23:07 | - | -
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●秋田書店にミヨリグッズのチェックに行く。
ボクリコとネゴ爺とモグリの小さいヌイグルミ、なかなか感じがいいのだけど
意見を求められても原作を元に言えばいいのか、アニメを元に言えばいいのか…。
どうもモグリのアニメの方のデザインも決まってないみたいだし…。
まあでも、悪くないものになりそうです。

●ひさびさに「ミヨリの森」の生みの親でもある、前担当のS原さんと
お会いして長々と話す。
「ミヨリの森の四季」について" 男2人で作ったなあって感じ "と言われる。
私は記憶に無いのだけれど、当時、もし続編を作るとしても
" 恋にゆれるミヨリは見たくないなあ "と言っていたのだそうだが…ははは…。
考えてみると、今、アニメ化に際して色々と動き回ってるF井くんだけど
そのアニメ化になる部分は前担当のS原さんとの作品で
いわば、私の連れ子の面倒見ているようなもので…?
S原さんにしてみれば…代理出産の母…?
いずれにせよ、複雑な心境だろうなあ、2人とも。

●講談社の「日本の仏像」とほぼ同時に
朝日新聞から「仏教新発見」というムック本がでていた。
朝日の方は仏像に限定してはいないが、ビジュアルとしては
どうしても仏像が中心になってるので似てしまう。
見せ方としては講談社の勝ちか?
それにしても四天王に踏みつけられる邪鬼の
かわいらしさというか、いとおしさというか…
ぜひとも、あのいたいけな邪鬼達を中心にした写真集が欲しい!!
別巻でみうらじゅんに特別編集させればいいのにねえ。
仏像ブームの立て役者なんだから。

●NHK総合「爆笑問題のニッポンの教養」" ヒトはなぜ死ぬのか "
まあ、それなりに新しい研究成果なのだろうが…
おそらく我々が興味を抱く、生と死の問題の核心には触れてないような…
なんか、かゆいところに手が届かない感じがする。

●なんのTVだったか…ニュートンが2060年に人類絶滅すると
聖書に書いてると言っていたとか、なんとか…
まあ、あいかわらず、この手の話は好きだなあ…。

| - | 23:47 | - | -
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●テレビジョンにミヨリのアニメのお知らせが載っていた。

●F井くんと打ち合わせ。
アニメのミヨリのクリアファイルの絵チェック。
チェックとはいえ、どうチェックしたらいいのか。
基本的に原作とは別物と認識してるのでなんか、精霊がみんなかわいくなってると、
言ったところでアニメ版はそうなのだから…。

●家に帰ったらてつや先生の留守電が!
先日の四大での特別講義のお礼の言葉が…。
なんか、ちばてつやからの留守電って…まだ、なんか現実味が無いなあ…。
| - | 23:36 | - | -
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●岩手日報の東京支局のKさんの取材を受ける。
若いけれど、人も頭も良さそうな人。ずいぶん話した。

●「ゲドを読む〜」p155に
" 意味もなく、目的もなく、虚無と疲弊に満ちた生を我々は生きてる"云々と
某氏の現状認識があったが、これは大嘘だ。
西欧近代の考えの行き着く先にすぎないのであって
認識する者も認識する対象も狭い範囲に限られたところでの事実にすぎない。
・・・まあ、それがほとんどの世界を覆っているのもたしかだけど…。
結局、欲望・妄想の肥大は人間なら避けられないし、
人間と人間たらしめる条件でもあるのだが、
同時にコントロールしないと取り返しのつかないことになると、
神話は教えてないのだろうか…?

p158〜、中村うさぎのディズニー批判は面白いねえ。
" ディズニーはすべての物語からメタファーの魔法を剥奪し
きわめてわかりやすく薄っぺらい物語に消化してしまう天才 "
と…言い得て妙だなあ。
うちの学生の多くはディズニーのプーさんを、
単なる黄色いクマだとしか思っていなかった!!

プーさんはクマのヌイグルミだと言ったら驚いていた。
ヌイグルミ以外の何物でもないクマが動くから原作は面白いのに!
だけど、そうやって原作の強度を薄めていないとあそこまで広く伝わらない。
受け入れられないのも事実なのだなあ…。
| - | 23:28 | - | -
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●「ミヨリの森の四季」単行本の作業。
今回のはずいぶんおまけがつくので作業がタイヘン。お見逃しなく。

●石川さんから電話。先日の四大での講義を途中まで聞いてて、
ずいぶん話がうまくなったとほめられる。
さすがに6年目ともなるとねえ…。
小さい頃は人見知りでアガリ症で、まあ、今もそうなのだけど
最初の頃は人前に立つ前にえづいてたのにね。
同い年の夏雄くんは逆に本番になると燃える体質なのだそうで、
なんか、それを聞いてから、そういうのもありなんだと思って、
人前であがらない人のフリを、押し出しの強い人の演技が出来るようになって、
そのうち演技なんだか本当なんだか、わかんなくなった今日この頃。
石川さんはなんでもマンガ学会の会員になったとかで、
京都精華大学での学会に出てきたそうだ。
それから、「おはようひで次くん」でもモデルに使わせてもらった芸術家で
「拡散」を自分のパクリだと言ったとかいう松沢宥(ゆたか)氏が
去年10月に亡くなったそうだ。
| - | 23:27 | - | -
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