ひで次記

小田ひで次 オフィシャルページ
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●ひで次記を書きながらTVを見てると、
なんでもハニカミ王子こと石川遼くんと同じ組でまわる選手に
TBSピンポンのスタッフがマイクをつけて盗聴をたのんだことがバレて
問題になったようだ。
TBSの朝ズバ!でやるかと思ったが、どうも触れない方針らしい、
他局を見ると、まるで鬼の首を取ったみたいにやってる。
自分に都合の悪いことは隠蔽して他の不祥事はここぞとばかりに断罪する。
いつもこうだ、どこも同じだ。卑しく、貧しい。当の「ピンポン!」で
司会の福沢さんが昨日番組内で泪ながらに謝って、
自身の身の振り方もふくめて考える、と言ったそうなので
今日はどうかと見たら、冒頭の二畳シンブンでは取り上げず
1時間ぐらいしたところで
真相を究明するまでおまちくださいという内容だけ伝える。
ま … そんなところか …、究明されるまで出ないって
ドタキャンしたらかっこいいのになあ …。
いずれにしてもどこも体質は似たようなもので我々が期待するのは
他の内容は全部すっ飛ばして関係者全員つれてきて
番組内でハッキリさせることじゃないか?
そういうことができる局があれば相当な支持を得られると思うんだがなあ …。
考えが甘いかなあ …。
ま、少なくとも個人事業主としてはそういう態度をつらぬきたいものだ。

●ひで次記書きながらTV聞きながらふと思ったのは、
GNPだっけ?経済成長率?
そもそもなんで経済は成長し続けなきゃなんないんだい?
頭悪いからよくわからんのだけど、借金があれば利子もつくし、
返さなきゃなんないから
成長しなくちゃなんないってことなのかな?
でも、いつか返し終わったら成長しなくてもいいって話でもないんでしょ?
飢餓に苦しんでる国ならともかく … そもそもそういう国のほとんどは、
いわゆる先進諸国が原因を作ったんじゃないの?よけいなことしなけりゃ
貧しいながらもそれなりに暮らしてたんでないの?
いったい、どこまで豊かに便利にぜいたくに自だらくになれば気が済むんだろか。
私なんか、去年たくさん働いたから、10数年ぶりに借金がなくなって
でも生活水準は変わんないから金が貯まる、貯まる!
あっというまに人に貸す立場になっちゃった。利子はとってないけどね。
借金返すためには生活水準落とせばいいんでないの?
なにも原始生活に戻れってことじゃないけど。まあ、いつか、養老さんが
”みんな戻れっていっても戻れないなんてみんないうが
戻りたくないってだけでしょ”って言ってたけどね。欲望でしょと。
他の生物の生活水準が年々上がってる、ぜいたくになってるって話は
あんまり聞いたことないから、やはり、人間だけの欲望の暴走なのだろうなあ。
どの辺の水準が適性なのか、そしてバランスをとりながらその現状を
維持してゆくこと、それしかないんじゃないかと思うんだけど、
そのどこが間違ってるんだろ? 誰か頭のいい人に教えてもらいたい。
おそらく今の段階で想像するにそうなると大量の失業者が出て困るんでしょうが。
そもそも地産地消というか、自給自足が人の生存の基本でしょ?
日本の自給率は3割ぐらいだっけ?そしたらそっちに回ればいいんでないの?
どだい今の人は食い過ぎなんだから自給は可能でないの?
そしたら輸入してた先の国が困るってことでしょ?
だからその辺のことはむずかしいだろうけど、うまい具合にバランスとりながら
その方向に持ってくしかないんじゃないかと思うけど …。
方向はもう明確なんだから、少しずつでも気づいた順にそ
の方向にむかうしかないんじゃないかしら …。
ほとんどの人はそういうことから目をそむけて見て見ぬフリして、
あるいはやけっぱちになって、自身に嘘ついて、しまいにはマヒしてしまって
ほんとうのことに向いていない。
マンガだって例外じゃないと思う。関係ないなんてことはありえない。
少なくとも大学で直接関わる学生たちにはそういう方向で私は教えている。
いやがられても …。

●まあ、こういうこと書くとなんか、うさんくさいとか、つまんない、
いやーな人間になったなあ、とおもわれると予想されるけど
必ずしもいやーな人間の描く作品が、つまんない作品とも限らないので
読者の皆さまも、その他関係者のみなさまも作品が、うまくないかどうかで
離れるかどうか判断していただきたい。
ただ、おそらく、ここしばらくの小田ひで次の作品は、こういう態度、
スタンス、考えを根底に描かれることになるだろうと宣言?しておきます。

… やっぱり、なんかプロパガンダみたいだけどね。
根底になにがあるか明確にしておくのは、ネタバラシのようでもありますが
たぶん、作品のおもしろさには影響してないと思いますし、
それを隠して洗脳みたいになるのもいやなので、やはり立場を鮮明にすることは
自分にとって認知療法としても良いことだと思います。

●なんか、特異な …、というか、異様なことを書いてるように
見えるかもしれないですが、見逃して欲しくないのは、
ほとんどの作品は、この反対側の立場・考えを根底として
作られてるのだということです。
ただ、それを明言してないだけだったり、自覚していないだけです。

●ひとつ私自身、驚きとともに言えるのは
自覚せずに描いた「拡散」も
自覚しかけながら描いた「ミヨリの森」も
ある程度自覚して描いた「ミヨリの森の四季」「おはよう!ひで次くん」も
これから描こうとしてる「モラちゃん」その他の作品も
なんかこの今の人間の世界っておかしかねえか?という
ものごころついたころの、幼い私の異議申し立てということで
一貫してるということです。
(それは、松本人志さんの怒りということに通ずるかもしれませんし、
彼はそれにつっこむという形で笑いに変えているのだと思います。)

●もし「拡散」「ミヨリの森」や、今後の作品が
作品として不覚にも面白いと感じてしまったとしても、
どうか、妙な男の異様な考えに感化されてしまったと、嘆かないでください。
とりあえず、こういう人間でも、45 … いや、35年も
生きてこられましたから大丈夫です。それだけはお願いしておきます。

●余談になりますが、よく、あの作品が面白いとか面白くないとか
無前提にいわれます。
私もよく”あんたがどんなこざかしいこと考えていようが、関係ないんだ、
面白いかどうかなんだ”と言われたりします。
あたりまえですけど、なにが面白いと感じるのかは人それぞれだと、
誰もが解っているのだろうけれど、矛盾するようですが
どこかで面白さの絶対的基準みたいなものがあるような
幻想にとらわれてるのだと思います。

けれど、私はここで面白さは価値基準は百人百様で
とりとめがなく、あてにならないと言っているのではありません。

前に、杉浦日向子が江戸が面白い、というとき、どのような立場の
どのような考えの杉浦日向子だから面白いと言っているのかを
考えなければならないと書きました。
では、どのような立場・考え、つまりは人間観・世界観ということですが
それが百人百様ということでは、また出口なしですが
これまで延々と書いてきたように、
大きくは、人間中心に考えるか、そうじゃないかの2つに
大別できるような気がします。
百人百様にみえるのは、その両極端のスペクトルだとしたら?
混沌とした景色がずいぶんすっきりするとおもいませんかね
それはなにも中沢新一に限らず、
色んなところで、色んな人たちが気付いていると思います。

中沢シンパと思われるのが思われるのがとても口惜しいので
繰り返しになりますけど、私は「拡散」からというよりも、
ものごころついたころから、一貫してそのことに取り組んできたのだと
明言しておきます。

とはいえ、高橋源一郎が、”切れすぎるナイフは危険”だと指摘するように
私としても現時点でそういう風に世界・人間を見ると
とてもスッキリするということが言えるだけで、
当面はとりあえず、この武器で戦うことにするということにすぎません。

脱線したかもしれませんが、どちらの考えが根底にあるかによって
面白さは、単純に言えば、相反するものになるということだけは
ここで確認しておきたいと思います。
その認識さえ共有できていれば、
少なくともひとつの 面白い という言葉に対しての齟齬は
回避できるのではないでしょうか。

ただし、世界のほとんどは人間中心の考えに基づいているのが現況だと思います。
そんな中での闘いは、当然、真正面からドンキホーテのように
立ちむかってもだめなことは目に見えています。
こういうことを書いても届きやしません。

一見、前述したことと矛盾するように見えますが
人間の生理的な快感原則にのっとった、
受け入れられやすい手法で闘うしかないと思います。

人間の脳はその進化の過程をなぞるように、中心に爬虫類脳、その上にほ乳類脳、
一番外側に人を人たらしめている新皮質がおおっています。
… たしかね …。 
内側は他の動物と同じように、生理的な、
快楽原則にのっとった行動をとるとすれば、
新皮質はそれらを抑える理性をつかさどっています。
たしかそんな感じだと思います。

… ま、要は、人間に共通する快感原則を使いながら
言いかえれば、欲望を刺激しながら、欲望の暴走を抑えるという はなれわざ が
これからの私の闘い方になるのだろうと思います。

なんだか、さすがに疲れてきて、よくわけのわからない文章になりましたが
そういった戦略に基づいた、これからの小田ひで次の作品に
乞 御期待!!

| - | 23:15 | - | -
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●さあ、たまった仕事をかたづけて次に向かおう!!
ということで、まずはこのひで次を書く。
| - | 23:12 | - | -
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●「ブッダの夢」文庫版p152、
インディアンの神話のテーマの多くは”適正な距離のつくり方”とあった。
そのためには、いつも目覚めてバランスをとることに注視してなきゃいけない。
思考停止もいけない。
そういうあり方は、ほとんどの人は疲れるからいやだとおもうのか、
自身にも、相手にも固定的な自我イメージを押しつけてしまう。
どこで思考停止してるか自覚がないから、自身の変化にも相手の変化にも気付かない。
そうして自身の幻視領域と現実のそごが生まれて、精神的な病いに至る。
私の近親者にも多いうつ病はほとんどがそれだろう。
自分がどこで思考停止してるかって確認、
それが認知療法ってやつの本質なんじゃなかろうか。

●p153、”神話の教訓は、大人の知恵を教えること、唯一の真理は語らない。”
そうだ、近頃、教条主義的だとの批判(があった?)から逃れる道はこの辺か…。
真理ではなく、知恵か…。
でも、いつまでも反抗や怒りだけじゃ作品は作っていられないから
その上での成果を伝えるという創作態度の移行の自覚はしなくちゃならない。

●p163、”悪は過剰にした自然”
これはすごい!!
なんか、今ちょっとひっかかってる問題の答えがこの辺にありそうだ。
またなぜ自然が悪だというのか、明確じゃないが
西洋的な善と悪の対立とはちがう、悪の意味がここにありそうだ。
それにしても、何年か前に一度読んだ本なのに、
はじめてみたいに、いろいろ発見がある。
だから、やっぱり、読み捨てられない再読に耐える作品を作りたい。

●夕方、渋谷鳥竹でF井くんとミヨリの単行本のカバーの打ち合わせ。
デザイナーからあがってきたラフは、まあ、妥当なところかな…。
でも、妥当って… う〜ん … とりたてて奇抜である必要はないのだけれど
私になにかアイディアがあるわけじゃないけど
せっかくデザイナーと仕事をするんだからなんか驚かせて欲しかった気もするが
それは仕事の善し悪しとは別のところだしなあ…
まあ、いい絵を描くことに集中しよう。

●遅れてH田さん、S吉くん、O俣さんが合流して
ミヨリ、おは次、が終わった打ち上げ。
まだまだ終わった感じはしないけど、いろいろ支えていただいて
ありがとうございました。
おかげで、なんとか乗り切れました。
今後ともどうぞよろしく。
とりあえず、これでひとだんらく。
いつか本当の オフィスひで次 を立ち上げられればいいのですが …
その時はよろしく。
| - | 23:07 | - | -
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●ひさびさにIKKIを買ったら大介の作品が載っていない。
どーしたのかと思って電話したら単行本の作業で2ヶ月休載だそうだ。
80p以上描き下ろすっていうんで
そりゃあ無理もないが…。
| - | 23:32 | - | -
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●F井くんと軽く打ち合わせ。
アニメ関連でボクリコとネゴ爺とモグリのキャラクターグッズを作るそうで
そのデザインを見せてもらったのだが、原作そのままのリアルなグッズではないが
いやらしくなく、かわいくて、けっこう、いいんでないかと思った。
それから「ミヨリの森」の単行本がアニメ化とは
無関係に4刷りがかかった。
じわじわと売れているようでありがたい。
「ミヨリの森の四季」の単行本はちょっと豪華な装丁になりそうだ。
カバー裏にもなんかおまけをつけて、小口をカラーにするとかで
多少単価は高くなるけど、ごめんね。

●ふと思うのだけれど、人間関係でおもしろいのは、
こっちが下手に出るとおもしろいようにむこうは見下してくるね。
なめてかかるよね。なんか勘違いしちゃうんだね。
下手に出られたら気を付けないとね。ワナだ!と気付かないと!
よく、なめちゃいかん!とかいって横柄な態度に出る人もいるけど
どうも、そういう人どうしの関係に未来はないよね。見苦しいね。
ま、横柄にだけはならんようにしてるので、なめられることが多いよね。
ワナにかかりやがって … と、ほくそえんでる私も意地が悪いけど …。
| - | 23:14 | - | -
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